「保険って、いくら入っておけばいいの?」 「私の保険って、どんな保障内容でしたっけ?」 そんなふうに、他人に丸投げするのはもう終わりにしましょう。丸投げするから 「カモ」のなるのです。 第一、どんな保障がいつまで必要かなんて、本人だって改めて考えないとわからないのです。 ましてや、赤の他人にわかるわけがありません。 こんな意見も良く耳にします。 「サラリーマン家庭の保険の平均加入額は二千万円と本に書いてあった」と。 一口に「サラリーマン家庭」といっても、 ・奥さんは働いているのか? ・子供は何人なのか? ・住まいは持ち家か、賃貸か? ・預貯金は?借り入れは? などなど、それぞれのケースで大違いです。 かけがいのない自分と大切な家族のためです。 面倒がらずに考えてみましょう。
親御さんが一生懸命働いて生活費を切り詰めているのに、仕送り先の大学生当人が 留年したり中退したりは、よくある話です。 また、安定した職業に就いてほしいと親が願い、 子どもを教育学部に苦労して入れたものの結局は子どもが先生になりたくないと言い出した。 あるいは海外留学やダブルスクールと娘に巨額のお金を掛けたのに、 二十歳そこそこでできちゃった結婚とか・・・。 子どもが幸せかどうかは別として、教育費は必ずしも支出した親にリターンを 約束してくれません。 その原因の一つとして、しょせん出してもらった学費は子どもにとって 「他人の金」でしかないからだと思います。 私ごと恐縮ですが、私の高校卒業後の大学進学は働きながら学ぶというものでした。 過疎地の農家で兄弟も多く、親から援助はできないと言われていたのです。 そのため私は、働きながら昼間の志望校に通う方法を必死で探し、奨学金の情報を集めました。 何しろ自分の稼いだお金を学費に充てるのですから、 学ぶ姿勢は親掛かりの学生とは大分違ったと思います。 運よく入学できて授業料免除学生となりましたが、次年度特得生資格を得るため、 授業を怠けるわけにはいきませんでした。 もし私が裕福な家庭に生まれて進学もどうぞと言われていたら、 どんな怠惰な大学生活を送ったかと思うと恐ろしいくらいです。 本人のやる気次第で、現在では学費の工面も探せばいろんな方法があります。 親が学費を簡単に出すのでなく、奨学金などを利用することで、将来自分が返済すると思えば、 勉強にも身が入るのではないかと思います。
一般的に子ども一人にかかる教育費は、一千万円といわれています。 しかし、私立か公立か、理系か文系か、どのような進路を選択するかによって、 その額は大きく違ってきます。 さらに、少子化の影響から、教育費のインフレ率は高いので予想は困難を極めます。 それを単純に、子どもが三人だから一千万円×三で、三千万円の死亡保障を プラスととらえるのには疑問を感じます。 自分が医者だから医学部に医学部に通わせる準備をしているといっても、 必ずしもそうはなりませんし、 自分が高卒だから子どもも大学には行かないだろう、というものでもありません。 「子どもの望む教育を受けさせてやりたい」と願うのが親心ですが、 将来子どもがどのような教育を望むのかわからないのがやっかいなところです。 そこで私は、予想不可能な教育費を基準に死亡保障を考えるのをやめました。 死亡保障でいくら十分な教育費を準備していても、死ななければかなわぬ夢で困るからです。 一方、子どもの進路はわからないけれど、お父さんの今後の収入はなんとなくわかりますよね。 私の場合は、今後、万が一のことがあっても生前と同じか、少し余裕のある収入を確保するための死亡保障を考えていく方針でやっていきます。
データーから見ると、日本全体で90%の人が五十六歳以上まで生きることになっています。 現在、一世帯の生命保険料は平均で年間五十三万円を超えています。 一年間でかなりの数の相談を受ける私の印象としては、もっと多いような気がしています。 五十三万円という金額には、共済などの掛け金が含まれていないので、実際にはもっと 多いのが現実かもしれません。 これを仮に三十年間払い続けるとすると、千六百万円になってしまいます。 ほとんどの方が、万が一のためにこんなに多額のお金を費やしているわけです。 この金額は何事もなく無事に生きた場合、 「お守りかわり」 と、納得できるコストでしょうか? 家族全員の保険の目的を一つ一つ明確にし、世帯全員に重視する保障を確認して無駄のないやり方を検討すれば、掛け金はきっと減らされはずです。 掛け捨てと割り切れば、もっと少ない、逆負担ですむはずですし、に積み立てと型を基本にして 無事に老後を迎えたら、その保険料のほとんどを解約払戻金として手にすることだって可能です。 生きていくことを前提に千六百万円をコントロールすることを強くお勧めします。
現在、七十歳以上の方が医療費の窓口負担は一割ですが、それでも高齢期に医療保険に 入りたいと思われる方がたくさんおられます。 「今の保険が終わってしまうから」という理由の人もいれば、「もっと医療保障を充実させたい」 という人もいます。 今現在でも皆さんがそう思うのですから、これからさらに医療費負担が増大すると予想される 超高齢化社会では、医療費問題はもっと切実かもしれません。 そんな状況で、 「ずっと続くと思っていた医療保障がきれた」 「いつか準備しようと思っていたが、健康を害して保険にはいれない」 「保険料が負担で年金暮らしが苦しい」 「もうすぐ更新時期で値上がりするので、やめざるを得ない」 「付き添いをしてくれる家族に手当てできず心苦しい」 などと、高齢期に悩むことがないように今から考えていきたいものです。