生命保険の見直し方法8:あなたが逝ったとき、誰が困るか
もし、あなたが逝ってしまったとき、
小さなお子さんを抱えたまま奥様が住むところに困ったり、
日々の生活が立ち行かなくなったり、
残された借金で苦しむようなことがあっては大変です。
あるいは、あなたが逝ってしまったことで、
子どもさんが希望する進路を歩めないような事態に
なったり、
高齢のお父さまやお母さまが生活に行き詰るようなことは耐え難いでしょう。
誰かが困るから生命保険に加入しているのですよね?
つまり、死亡という事実により生じる経済的不利益を補う目的で、
死亡保障を準備しているということになります。
これは極めてシンプルな目的です。
しかし、実際はこの極めてシンプルな目的が理解されていません。
子どもが亡くなったとき、遺族は悲しみに打ちのめされると思いますが、
お金には困りません。
独身貴族のOLが亡くなったときも、困る人はいないでしょう。
高齢で一人暮らしの方が亡くなったときは、お葬式代があればいいですよね。
たくさんお金を残すことで、かえって問題が起きてしまいます。
必要ない死亡保障にお金をかけるくらいなら、
生きていくことで必ず必要になる進学の費用や結婚資金や住宅を準備することのほうが重要です。
また、争いの元となるお金を残すくらいなら、
一度しかない人生を楽しむことに使ったほうがいいのでないでしょうか?
あなたが苦労して払っているその生命保険。亡くなった時、
本当に誰かが必要とするお金ですか?
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